京都国立博物館でやってる「狩野永徳展」を見に行った。
最初は土曜日の昼間に行ってみたが、90分待ち!の看板にあえなく撃沈し、
再び日曜日にチャレンジしてみた。
今回はちゃんと早起きして開館前に並んだぜ。
・ ・・って言っても開館15分前だったけど。
それなりに意味はあって、50分待ちの表示を40分ぐらいで入れた気がする。
約2時間後、帰る頃には140分待ちだった。恐ろしい!!!
これから行かれる方は注意して下さい。
こういう、入場待ちと言えば、9月に行ったヴァチカン美術館を思い出す。
壁の前まですごい行列で、朝に行くのはあきらめ、昼過ぎに並んだのだった。
それでも30分は待たされた。
FCバルセロナのレプリカを着ていたらスペイン人に声かけられた。
バレンシアから来たって言ってたけど、よく聞いたらムルシアだった。
ムルシアなら知ってんのに。(名前だけだけどさっ)
さて本題だが、
狩野永徳とミケランジェロには共通点があって、
無論当代きっての芸術家であり、後世に名を残したことは言うまでもないが、
時の権力者から重んじられ、数多くの重要な作品を残したこと、
そしてある意味権力者からの要望や我が儘に翻弄されたこと、
最後に僕が同時期に作品を見ていること(笑)がある。
狩野永徳は50前で亡くなっている、時の権力者からのプレッシャーも相当あった
に違いない。永徳の父の松栄は絵を見る限りは永徳より凡庸だが、(むろんそれ
よりはすごいが)、永徳より長く生きている。Talentedな人物はそれだけで生き
るのも大変なのだろう。
ミケランジェロの作品は、システィーナ礼拝堂の絵画を始め現存しているものも
多いが、安土城、大阪城(秀吉時代)、聚楽第の障壁画と言った永徳最高(であ
ろうと思われる)作品群は、戦火ですべて消失してしまった。
と言うことを考えると、なんて勿体ないのだろうと思う。
昔信長の野望・武将風雲録をやった時は、(オープニングテーマは今でもナッキとハモれるオタクな俺ら)
長谷川等伯とかと一緒に出てきて自国の文化を上げてくれたもんなー。
ま、シナリオ2の伊達家なんかで始めると遅すぎて永徳は来てくれないのだが。
それはおいといて。
ミケランジェロの絵画も彫刻も、ヴァチカンなんて場所にあるから後世まで残ったけど、
永徳の豪華な障壁画は大坂城や安土城とともに消えてなくなってしまった。
本当に惜しい。
今回の展示は、全国、全世界から永徳の作品を集めてきて、
洛中洛外図屏風とか、唐獅子図屏風と言った、普段は其処に行かないと見られなかったり、
宮内庁秘蔵だったりするものが見られるのが非常に大きい。
多分今後これだけのコレクションが一堂に会する機会は無いだろうと思われる。
国立博物館も法人化してから、東京京都九州とそれぞれに様々な色が出てきて、
其処に行かないと見られない展示が増えてきた。
一極集中さえしなければ非常に面白いと思うし、
関西も頑張れ、と思う次第。
とりあえず今度はムンクが関西にも来るから、
それはそれで非常に楽しみだ。
狩野派を脅かした天才絵師、長谷川等伯は没後400年を記念して2010年に大展覧会があるって広告があった。
信長の野望でお世話になった等伯、
3年後のイベント告知って、すごく素敵だ。
是非期待したい。